ただただボートレースを流し撮りする。ということの魅力をお伝えしたいだけの記事

ボートレース 競艇 流し撮り

こんにちは!あるふぉと管理人のあーる(𝕏/Instagram)です。

4億画素で夜景を撮っていたかと思えば、返す刀で突然流し撮りの魅力を語り出す”雑食系写真撮り”とは僕の事です 笑

今回はボートレース!特にナイター開催での流し撮りの魅力について実際の設定や撮れた写真などを交えつつ、これからボートレース撮ってみたい!って方向けの参考になるような記事にできたらなぁ~なんて思いますので、ご興味あるかたは是非お付き合いくださいね!

それじゃ、いってみましょー

目次

ボートレースを撮る

撮影許可をとる

「え…撮影許可とか要るの…?めんどくさ…」なーんて言わずに、こういうことはキチッとやっときましょう。後ろめたい気持ちがあるまま撮った写真じゃ、きっと胸を張って自分の作品とは言えないはずです!

競艇場によっては撮影禁止の所もあるそうですが、僕が通っているボートレース蒲郡(がまごおり と読みます 略してボーガマ) では、場内中央付近にある総合案内所にて撮影許可がとれます。

こんな感じの腕章が貸してもらえます

窓口の係員さんに「ふひひっ…あのっ、撮影ってだいすか…?(大丈夫ですか?)」と聞くと、優しく微笑んで用紙をくれますので、速やかに名前と電話番号を書いて許可証を借り受けましょう。うん、ちょっと誇張しすぎました。

で、この撮影許可をうけるときに注意事項の説明書きにもチェックが求められます。

フラッシュ撮影禁止、一般のお客様の姿を撮影することの禁止…などなど、せっかく許可証があってもやっちゃいけない事してるとそのうち撮影全面禁止!…なんてことにもなりかねないので、じっくり読んで頭に入れときましょ。

いざ撮影の前に

無事許可を受けた皆様。おめでとうございます。これであなたがたは100円の入場料で一日写真を楽しみつくせる権利を得たわけです。最高ですね。

で、もう流し撮りする前提で話していきますけど、日中に難易度高めの流し撮りしようと思うとNDフィルターが必要になってきます。それもSS 1/25程度ならND8 とかND16で事足りますが、0″3とかハードな流し撮りだと僕はND400くらいのものを使ってました。(可変NDで安いやつなので、精度はいまいちな気がしますが…)

なので僕は断然【ナイター開催されているボートレース場】での流し撮りをおすすめしたいです。

ナイター開催であればもともと暗いので当然NDフィルターは要りませんし、何なら照明ガンガンで明るいのでISO 100でちょうどいい絞りを選択できるのが魅力です。小絞りボケとか、激安フィルター越しの画質落ちや色被りの心配をしなくてもよいのです。すごい。

ナイター開催される競艇場についてはBOAT RACEオフィシャルWEBサイトを参照願いたいのですが、”桐生ボートレース場” “蒲郡ボートレース場” “住之江ボートレース場” “丸亀ボートレース場” “下関ボートレース場” “若松ボートレース場” “大村ボートレース場” で開催されているようです。日程については公式ページ見た方がホントに早いのでそちらへ。近くの競艇場ありましたか?あったらラッキーです。

レース場の撮影ポジションを考える

まぁ正直、撮りながら考えても全然いいんですが、蒲郡でいえば個人的にはおすすめの場所があってですね…以下引用画像を見ながら参照してもらいましょうか。

ボートレース蒲郡公式HP https://www.gamagori-kyotei.com/03guide/03guide.htm より引用

東ゲートの下に時計があるのわかりますか?ここの辺りがスタートラインで、各艇ピタッと並んで通過していくので並んだ写真が撮りたい方にはおすすめです。

また、スプラッシュゾーン(…って書いてありますが、イルカショーみたいに水が浴びられるゾーンではない)の辺りはスタートして最初のターンなので迫力ある攻防が見られます。

余談ですがボートレースは1コースに入った選手の勝率が異常に高い不思議な競技で、その勝率はなんと50%を超えてしまうのです。じゃあ結構な頻度で1コースの選手が勝つかというとそんなこともなく…わからないうちは、そのあたりだけでも見ながら撮っていくと面白いかもしれません。

個人的オススメポジションは東ゲートよりもっと東のポジション。二つ目のターンが正面できれいにとらえられる場所がそこなので、とてもおすすめです。

実際に撮った写真と設定、場所を見ていく

ここからはただの自己満足コーナーなので、気になる方だけどうぞ 笑

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 117mm f/5.0 1/25 ISO100

まずは小手調べの1/25から。このくらいのシャッタースピードなら、何度か振ってればそのうち慣れてくると思います。きれいに決まると背景も程よいブレ感でとても気持ちいい。だいたい真ん中くらいの位置で撮影。

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 267mm f/6.3 1/13 ISO125

お次はちょっと落として1/13。この辺りから徐々にあやしい感じになってきますが、それでも頑張れば止まりそうです。背面の流れ方がさっきよりいい感じ。これも真ん中くらい。

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 222mm f/6.3 1/10 ISO100

はい、流し撮り変態沼の入り口へようこそ!って感じです 笑 ナイターならではのキツめの照明が水面に反射して、不思議な疾走感が出てきました。この辺りのSSの成功率は多分1%も無いくらいだと思います。撮れたら脳汁出ます。ぷしゃあー (東ゲート付近で撮影)

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 117mm f/8.0 1/8 ISO100

そして人は「もっと遅いシャッタースピードだとどうなるの…?」という欲求にあらがえずにスピードを落としていくのです。変態沼におしりまで浸かりました。SS 1/8です。

この日、11Rあたりはもう雨が降ってたんですが、レンズにちょっとついて丸くなってますね。こういうのも雨の日ならでは。

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 296mm f/11 1/8 ISO100

これも1/8。2つ目のターンを正面から撮れる場所から。もう抽象画というか、そういう表現の芸術になりえるシャッタースピードだと思います。4番の後ろの艇とか水もろ被りで果たしてターンできるのか…って感じです。

-SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM – 314mm f/8.0 1/8 ISO100

もうここまでくると止まってるかどうかなんてどうでもよくなってきて、いかにかっこよくブレるかの勝負な気がします。いや、バチッと止めるもっとすごい変態もいるので言い訳といえば言い訳なのだけれど。

さいごに

いかがでしたでしょうか?ちょっとでもボートレース流し撮りの魅力、伝わりましたかね…?

気になった方は僕以上の化け物なんてごろごろいる世界なのでいろんな人の流し撮りを見て勉強してみてほしいのですが、そこまでストイックじゃなくても「なんか動き物撮りたいし、ボートレースいってみっか!」みたいなノリでも全然いいと思います。

蒲郡ボートレース場は施設自体がとても綺麗ですし、フードコートや無料のお茶コーナーなんかもありますので環境はものすごくいいと思います。

割と子供連れさんが居てちびっこがわいわいしてたりするので、昔ながらの「なんかガラの悪そうなおじさんたちがドスの効いた声でぎゃーぎゃー言ってる」みたいな怖い印象は全然ありませんでしたね。

ではでは、本日はここまでで失礼します。わからない事とかあればお気軽に聞いてくださいね~。

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