こんにちは。あるふぉと!管理人のあーる(twitter / instagram)です。
今回はキヤノンさん(“ャ” じゃなくて “ヤ” ね。)が提供している高品質フォトブックサービス “PhotoJewel S“でフォトブックを作ってみたお話です。
実際の編集画面から、注文してからどのくらいで届くのか?など、作成してみないとわからない事を細かくお伝え出来たらなと思いますので、よろしければ最後までお付き合いくださいね!
はじめに
PhotoJewel S とは
フォトブックを作ることができるサービスって検索すると沢山出てきますよね?
PhotoJewel S もその数あるフォトブックサービスの中の一つですが何が違うのか。
CanonのPhotoJewel Sは独自のアップサンプリング技術があるので、低解像度の写真であっても綺麗に印刷することができます。
この辺りは動画で見ていただいた方が分かりやすいと思うので、公式さんのYoutube貼っておきましょうか。
解説の始まる45秒辺りからスタートするように設定してありますので、よければ一度見ていただきたいです!
解像度が低くて掲載を諦めていた写真でも、この技術があれば問題なくフォトブックにできますよね。
また、アプリケーションも秀逸で、ページ数と印刷するサイズを決めれば自動でレイアウトしてくれる機能もあります!
僕は自分の作品以外にも家族写真でフォトブックを作ったことがあるのですが、「写真枚数は多く!けどページ数は節約したい!(お値段高くなるからね…笑)」というわがままな思惑をもって自動レイアウトボタンを押したところ、ものすごくきれいにレイアウトしてくれて感動しました。(8割くらい何も触ってない)

面倒は嫌だけど写真はフォトブックにして残してみたい…そんな方でもすんなり作ることが出来ますよ!
どんなフォトブックになるの?
サイズバリエーションは五種類ありますね。
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/
個人的におすすめ…というか、一般に一眼レフやミラーレス一眼で撮った写真であれば、1枚1ページをフルに生かそうと思うとA4タテもしくはA4ヨコになると思います。
ただ、家族写真等で枚数が比較的多くなりやすければスクエアの方がレイアウトはスッキリしていいですね!(この辺りは好みもあると思いますが)
ちなみに我が家の家族写真は21cmスクエアで作成しました!てのひら二つ並べると、それに近いサイズ感ですかね。とてもおさまりが良くて見やすいサイズだと思います!
どのくらい金額になるの?
↑を参考に印刷するサイズを決めたら、今度は製本方法や紙の質感を決めていきます。
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/
フォトブックのブック感に重きを置くのであればハードカバーがおすすめです!
ソフトカバー+最小ページ数だと自立しないので、インテリアとして飾る予定があれば別途レシピスタンド等を用意する必要がありますが…その分お安く作れるので、お試しで一冊作る気持ちであれば十分におすすめできます。
僕が初めて作ったフォトブックは、21cmスクエア+ソフトカバー+スタンダード+光沢紙(グロス)という設定でしたが、鮮やかなカラーと光沢のある印刷面がとても綺麗でしたね!出来上がりに感動して、思わず写真撮ってしまいました!

その時の写真がコチラ↑なのですが、実はこの写真、PhotoJewel S の紹介ページに掲載されてます!企業の公式ページに自分の写真が掲載されることなんて滅多にないので、ちょっとした自慢です 笑
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/feature/case-study/
(Case.7のトップにきてて、はわわ…といった気持ちで…)
で、繰り返しになりますが、この時の設定が20ページの21cmスクエア+ソフトカバー+スタンダード+光沢紙(グロス)でしたのでお値段は 税込み 2,728円でした!
これを高いと取るか安いと取るかは人それぞれだと思いますが…個人的には21cmサイズで20ページある光沢紙のフォトブックと思うと安いと感じます。下に価格表引用しておきますので、ご興味ある方は計算してみてくださいね!
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/lineup/
実際に注文してみよう!
アプリのダウンロード
まずは公式HPから、アプリのダウンロードですね!
PC版 と スマホ版 があるのですが、おすすめはPC版が断然オススメです!
というのも、スマホ版は手軽に編集できるという魅力はありますが、使える機能にちょっとだけ制限があります。

↑の画面でいうと、写真と写真の間の背景に蹴上の道路標識があるのが分かりますでしょうか?
スマホ版だと背景として選択できるのは”色”のみで、”画像”を選択して透明度や色を調整することが出来ないので、こういう雰囲気を考えてる方はPC版で編集してくださいね!(実際、背景が真っ白だとなんか寂しい気がするので…笑)
印刷したい写真の選定と出力設定(lightroom)
この項目はPC版で編集されてて、なおかつ写真の出力をAdobe Lightroomでされてる方向けに出力設定を書き記したものなので、該当されない方はスルーして大丈夫です!
本気でお高いフォトブックを作るとなると、出力設定も気にしたいですよね。(でかい画像をそのまま貼り付けてもいいですが、機種や編集データによっては画像サイズがハンパないことになるので)
あくまで参考例ですがA4サイズのフォトブックを作るのであれば、画像タイプはTIF、長辺は29.7cm、解像度は118ppcm(dpi換算で約300dpi)あれば問題ないです!レイフラットで600dpi出力させたい場合は、236ppcmが約600dpiとなります。
ビット数は8ビットで、圧縮はLZWを選択でOKです。(この辺の項目は、興味がある方はご自分で調べれば答えが出ると思いますが…例の一つとして参考まで。)

編集画面
実際作った人のレイアウトって結構気になりませんか…?
と、いうことで、今回僕が作ったフォトブックの編集画面を載せていきますので、ご興味ある方はご覧になっていってください!各ページごとに少しだけコメントも書いてあります。(画像をクリックすると、大きくなります。)

幡豆岬で撮った天の川とのセルフポートレート。
レイフラットならではの見開きのインパクト出しながら、背景にも同じ画像を使用して雰囲気を合わせた。

つぶて浦にある鳥居と、地元の桜公園からみる天の川。

こちらも地元知多市の白沢ホタルの里。有名地ではないが、地元のボランティアの皆様のおもてなしの心が素晴らしいスポット。

蒲郡市の形原温泉あじさいの里より。雨の中での撮影でしたが、それが却っていい雰囲気が出たと思います。

あじさいの里続き。子供が雨の中、傘ささずに走ってる姿が、なんだかいいな。と。

蒲郡の竹島へ続く橋より。人がシルエットになっていい雰囲気。ここは来年も狙いたい。

衣浦みなとまつり花火大会と桑名水郷花火大会。桑名の花火は三重県ですが、撮影ポイントは20km離れた愛知県からです。(800mmで狙ってます)

国宝犬山城と花火。
これはズルい。かっこいい。

サプライズで行われた、東海まつり花火大会。工場夜景のバックで咲く花火がとても素晴らしい。

表紙と裏表紙は背景画像機能を使って、
正三尺玉と橋をクローズアップしました。

一番のお気に入り。
レイフラットの強みを最大限に生かした、
正三尺玉【昇り曲導付 彩色小花入錦冠菊】の見開き。
完成!…の前に最後の確認事項をCheck!
全部編集が終わって、「さぁ!注文処理ボタンをポチッとして終わり!」の後に出てくるのが、この注文前チェックという画面。

これ↑、印刷をフチなしにしたいときにぎりぎりに配置してるとなるのですが、解決方法はぎりぎりじゃなくてはみ出すようにすれば指摘されなくなります。


あとは用紙によるかもしれませんが、左と右のページで明暗差が大きすぎるとそれも良くないみたいで修正を求められます。
注文確定~手元に届くまで
注文したのが8月27日で出荷されたのが9月6日でした。手元に到着したのが9月7日だったのでHPにある発送予定よりはやく届いたことになりますね!
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/calendar/
HP上でも概ね2週間でお届けとありますし、納期については平常であればそこまで遅れることはないんじゃないかなと思います。
実際に出来上がったフォトブックをみる
今回も、届いた瞬間に嬉しくて写真を撮りましたので、超高級フォトブックがどのように送られてくるかぜひ見ていってください!笑




A型的にはにんまりなみっちり感。






正三尺玉がページをまたいでも美しく印刷されています。めちゃくちゃ感動しました。
最後に
いかがでしたでしょうか?文末になりましたが、上に載せたフォトブックの仕様でお値段1万428円となります!(個人で楽しむ用途としてはあまりに道楽 笑)
しかしながら仕上がりは大変満足のいくものでありましたし、一つの作品として作り上げた感はものすごく感じられたので、お値段以上の価値は間違いなくあります!
ここまでサイズが大きいと「人に見せても馬鹿にされないもの作らなきゃな…」という謎の使命感も生まれるので、自身の写真技術や編集技術なども大いに向上すると思います。
フォトブックを作る際、もし何かの機会にこの記事をご覧になった方の助けになることができたならとても幸いです。皆様も、よきフォトブックライフを!
以上、キヤノンのフォトジュエルSで超高級フォトブックを作った話でした!
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